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ヘルペスの種類と症状のまとめ

病原体

口唇ヘルペスや性器ヘルペスを起こす単純ヘルペスと、帯状疱疹をおこす水痘・帯状疱疹ウイルスの2つがあります。
ふたつの疾患は一見よく似ているので混同しがちですが、別々の疾患です。

帯状疱疹ウイルスは体内に潜んでいた水疱瘡のウイルスが、抵抗力が落ちた際に暴れだすのが原因です。
帯状疱疹ウイルスは体の左右どちらかに帯状に赤い発疹ができはじめます。
特に発疹は胸や背中に現れることが多いですが、顔やお尻などにもできることがあります。
最初はチクチクとしたかゆみが体の一部におこります。
それがだんだんピリピリ、ブツブツといった痛みを伴うようになり、やがて赤い発疹が水ぶくれになるのが症状の特徴です。

痛みがはじまってから数週間後には発疹が黒いかさぶた状になって剥がれ落ち、治癒します。
痛みは次第に引いていくのが一般的ですが、まれに痛みが残ってしまうことがあります。
これが数ヵ月くらいかかり、痛みもその頃に消えることが多いです。
しかし、まれに帯状疱疹後神経痛になり、痛みが長期間残ることがあります。

痛みがひどい場合、激痛で夜眠れなかったり、下着が患部に触れただけで激痛がすることがあります。
重症化すると痛みが残りやすく、老人では帯状疱疹後神経痛が残る傾向にあるので注意が必要です。
高齢化すればするほど、痛みが残ると言われています。
痛みで苦しまないためには、チクチクしてきたらすぐに治療を開始することが大事です。

帯状疱疹は感染力が弱いので、人に移すことはあまりありません。
しかし、もともとは水疱瘡のウイルスなので、水疱瘡にかかっていない人に接触すると感染させてしまう危険性があります。
特に妊婦さんや赤ちゃんのいるご家庭では、十分配慮が必要です。

一方単純も、最初はチクチクとした違和感からはじめまることが多い疾患です。
口唇に男女の差ありませんが、性器ヘルペスは男女の比率では男性に多いと言われています。
口唇ヘルペスは帯状疱疹よりも感染力が強いので、家族間で感染をしやすい傾向があり要注意です。

単純ヘルペスウイルスはチクチク、ブツブツといった症状が主で痛みはあまりともないません。
健康であればあまり心配することはありませんが、免疫力が落ちている時に症状が出やすくなります。
単純ヘルペスウイルスは再発を繰り返す傾向があります。
皮膚がピリピリするなど違和感を感じ始めたらなるべく治療を早くすれば、悪化させないので早めの治療が鍵です。

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